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健康増進法に基づいて制定された「健康日本21」(21世紀における国民健康づくり運動)のなかで、健康寿命の延伸について言及されています。 健康寿命は、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。現在、日本人の平均健康寿命と平均寿命との差は10年ほどですが、この期間は極端に生活の質が低下することとなり、患者様ご本人、またそれを介護するご家族の負担が大きくなります。 この10年をいかに短くするかということは、今後の日本全体、国民一人ひとりの幸福度の向上へのチャレンジでもあります。 身体の痛みや不自由の改善・解消に取り組む整形外科は、この点において大きな使命を担っていると当クリニックは考えます。
痛いから運動を控える、運動を控えるから筋肉が弱る、筋肉が弱るから運動能力が低下し、以前はできた運動(動き)ができなくなる――。 こういった悪循環を、多くの方が加齢によるものだと考えます。確かに加齢が大きな原因であるケースもありますが、それが全てだと諦めてしまっては、健康寿命と肉体的な寿命の差が埋まることはありません。 皆様の健康を長く維持し、生活を快適にするためのサポートをいたしますので、お気軽にご相談ください。寝たきりの原因となりやすい、骨粗しょう症の診断・治療も行っております。 ※骨粗しょう症について、詳しくは「骨粗しょう症について」をご覧ください。
※リウマチについて、詳しくは「リウマチ」ページをご覧ください。 ※形成外科について、詳しくは「形成外科」ページをご覧ください。 ※リペアニーズについて、詳しくは「リペアニーズ」ページをご覧ください。
これらのなかでも、特に肩こり、腰痛、関節痛といった症状は「年齢のせい」「職業病だから仕方ない」「誰もがある程度抱えているものだし」と我慢したり、諦めたりする方が多くいらっしゃいます。 当クリニックでは、一般的な整形外科的治療に加え、物理療法(リハビリ)、ペインクリニック治療などを多角的に、患者様に合わせてご提案しております。
ビタミン剤などの内服薬、湿布薬などを処方いたします。身体の内側と外側から炎症にアプローチし、痛みや腫れといった症状を抑えます。
【主な適応】炎症を伴う筋肉の痛み、こり
急性期にはアイシング(冷却)も行います。適切な温度、時間、インターバルでの処置により、痛みや腫れを効果的に抑えます。スポーツ医としての経験が豊富な院長が対応いたしますので、安心してご相談ください。
【主な適応】捻挫、肉離れ、打撲、脱臼、突き指、その他炎症を伴う痛み
サポーターの装着により、患部の痛みの緩和と安静に努めます。また、インソール(靴の中敷き)の使用は、足のアーチの維持により、骨や関節の変形予防、痛み・疲労の緩和を促します。
【主な適応】足や膝関節の痛みや腫れなど
肩・腰などで強く痛みを感じるポイント(トリガーポイント)の筋肉に局所麻酔を注射する方法です。ブロック注射とは異なり、神経まで到達するものではありません。
【主な適応】肩こり、腰痛、首の痛み。ひどい痛みも緩和します。
ひどい慢性腰痛、ぎっくり腰、歩けないほどの痛みを伴う椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などに対して行うブロック注射です。神経への伝達を一時的に遮断し、痛みを和らげます。症状が劇的に改善することもあります。
【主な適応】慢性腰痛、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症、尾骨痛、肛門部痛 など
仙骨部硬膜外ブロック・硬膜外ブロックで十分な効果が得られない場合に、MRIなどで原因となっている箇所を特定し、レントゲン透視装置を用いて神経の根元にブロック注射を行う方法です。
ヒアルロン酸は、関節の中で骨と骨との間を満たして潤滑油の働きを担っています。加齢と共に減少するヒアルロン酸を注入することで、関節の痛みを緩和し、軟骨のすり減りを防ぎます。
【主な適応】肩、膝などの関節痛、変形性膝関節症など
レントゲン透視装置によって骨・関節の状態を確認しながら、脱臼整復を行います。
レントゲン検査、整復の後、ギプスなどによる固定を行います。手術が必要な場合には、速やかに信頼のおける近隣医療機関をご紹介します。
クリニック内のリハビリ室にて、牽引(頸部・腰部)、ホットパック、マイクロ波治療、低周波治療、超音波治療、マッサージチェアなどによる治療を行います。 関節や筋肉の痛みの緩和、むくみの解消、血流改善といった効果が期待できます。
【主な適応】変形性関節症、スポーツ外傷など
局所麻酔下での小手術も実施します。より高度な設備が必要と判断した場合には、速やかに信頼のおける近隣医療機関をご紹介します。
骨粗しょう症とは、「骨がもろくなり骨折を起こしやすくなった状態」です。よろけて壁に手をつく程度の衝撃、なかにはくしゃみや咳などの衝撃で骨折してしまうケースも見られます。
骨折は、「ちゃんとくっついたら完全に元通り」というものではありません。治療期間の患部の動きの制限により、可動範囲の狭まり、筋肉の衰えを引き起こします。 特にご高齢の方で、脚や腰の骨折によって安静のために長期間ベッドで過ごしたり、関節や筋肉をほとんど使わない期間を過ごした場合、そのまま寝たきりになることが少なくありません。 年齢を重ねた方の骨粗しょう症は、骨折、さらにはその先の生活の質を大きく低下させてしまうリスクをはらんでいるのです。
国内では、約1,300万人の方が骨粗しょう症だと言われています。女性が約980万人、男性が約300万人と、圧倒的に女性に多く見られます。 これは、骨の量を維持する「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンの分泌が、閉経を境に極端に少なくなるためです。 更年期が始まる年齢(45歳頃)から定期的に検査を受け、食事・運動習慣を見直し、必要に応じて投薬などの治療を受けることをお勧めします。 なお男性の場合も、女性ほどではありませんが、40代から骨密度が低下していきます。検査は5分ほどで終わる簡単なものですので、定期的に検査を受けましょう。
Horizonによる骨密度検査、必要に応じて血液検査などを行い、骨粗しょう症ガイドラインに即した適切な治療をご提案します。骨が新しくなり量が増えるまでには時間がかかりますので、治療を継続することが大切です。
骨の吸収を抑える薬、骨の形成を促進する薬、カルシウムの吸収を促進する薬などを使用します。
食事内容を見直します。特に、カルシウム、ビタミンDを多く含む食品を積極的に摂取します。
適度な運動も、健康な骨の形成を促進します。患者様の年齢とお身体の状態に合わせて、無理のない運動をご提案します。